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NEW S1000RR IMPRESSION.By.osamu miyazaki

 

 

今回のブログは 浜松店 宮﨑店長です.

 

 

 

それでは

 

———3.2.1 イグニッション——-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月21日鈴鹿サーキットで行われた BMW Motorrad Circuit Experience14で

NEWS1000RR の電子制御セッティングを試してみました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このNEW S1000RR は、ミラーとナンバープレートベース部分を外す事で

オンボードコンピューター上でRACE PRO モードのセッティング変更が出来るようになるのです。

 

(従来型S1000RRのSLICK モードです。)

 

 

 

 

 

ただ、サーキット走行に限って言えば、

それほど試せるレパートリーは多くはなさそうです。

 

従来型 S1000RR では、ウイリーコントロール単独での制御が無く、トラクションコント
ロールでウイリーも制御していたのが、 NEW S1000RR ではこれらも独立して

制御出来るようになっています。

 

 

取り敢えずは何も分からないので、先ずは….

 

まぁ何となくの感じでRACE PRO モードに

3種類セッティングを入力しておいて走行中に切り替えてみる事にしました。

 

 

 

1年振りの鈴鹿サーキットで、NEW S1000RR では初走行

 

 

 

走り始めて先ず感じるのは、低中速域の力強さ❗

インストラクターでの走行ではレーシングスピードで走る事は無く

低い回転を多用するので、このエンジン特性は乗りやすくて非常に感触が良~い❗

 

 

要所要所で少しペースを上げたりして電子制御の介入を試してみました。

 

 

セッティング可能な中で一番電子制御の介入を少なくセットした

RACE PRO モード1のDTC は

アクセルをワイドオープンしていくと少しリアタイヤのスライドを感じたところで

トラクションコントロールが介入してくる

 

 

従来型ではトラクションコントロールの介入が早く

コーナー立ち上がりでガッツリ開けても滑らないけれど

 

トラクションコントロールの介入で加速が鈍くなると感じていたので

この辺りのフィーリングの改善はされ

スライドをコントロールしながら、より前に進む事が出来るようになったように感じました。

 

 

 

 

 

RACE PRO モード2 では、モード1のセットのウイリーコントロールの介入を

 

1段階強くしたセッティングを入力済み

 

RACE PRO モード1ではそれなりにリフトしていたFホイールは

 

このモード2ではワイドオープンしてもフロントが軽くなる程度で

ほとんど浮くような事は無くなった。

 

 

 

これは従来型 S1000RR と似たようなフィーリングでした

 

 

 

 

RACE PRO モード3では、モード2に更にDTCを1段階強くしてみました。

 

このセッティングだとガンガン開けても全くスライドは皆無で

アクセルコントロールだけを考えれば極めてイージーライドになりますが

 

サーキットを速く走ると言う目的だと制御が邪魔して…
前に進む感じが鈍ります…

今回の結果で言えば、サーキットライドは電子制御の介入が一番少ないところを

ベースに好みで小変更を施すのがイイと思われます。

 

 

 

 

電子制御の介入が一番少ないとは言え、十分に制御はしているので

これでもかなり安心して攻め込んで行けるはずです❗

 

 

 

ダッツ浜松店の S1000RR 試乗車は、S1000RR MバッケージのDDC無しモデルで

サスペンションがアクティブではありません。

 

この新型からマルゾッキ製サスペンションになっていますが、

出荷時は硬めのセッティングになっています。

 

タウンユースでは突き上げショックが大きいとは感じていましたが

サーキットではそのフィーリングも随分小さくなりますが、

小さなギャップや路面のうねり等はそれなりに拾ってしまいます。

 

サスペンションは全くセッティング変更は行ないませんでした

これに関しては、今年から始めた、スパ西浦での

『Sports Riding Lesson』での走行時にセッティングを

進めいきたいと思います。

 

 

因みに、鈴鹿の最終セッッションだけ他ディーラー様のDDC付き

RACEパッケージをお借りしたのですが

 

 

 

 

 

やはりBMWのDDCは非常に良く仕上がっています!

 

DDC無しで感じていた路面のギャップ等は全く感じない程吸収してくれて

スプリングとダンピングのバランスが良く

とてもフレンドリーで安心感は大きい!!

DDC無しと比較すると基本的に柔らかめのセッティングだったので

それも好影響なのでしょう。

 

 

今思い出すと、今年の3月にポルトガルのポルテマオでライディングした

MパッケージDDC付きは、カーボンホイールの軽さもあり、接地感、軽快感があり、

そして従来型で感じにくかったサスペンションのストローク感も出ていて乗り易くて感激でした!

 

 

 

先ずは、DDC無しDATZ Hamamatsu号を

 

楽しく、安全に速くライディング出来るようにセットアップして報告行きますね♬

 

 

 osamu miyazaki.

 

 

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